063
彩は隅のシートにすわり
自分の右手をみつめてた
滝沢君の手…
あったかくて力強かった
今でも、はっきり感触が残ってる
あの時…生まれて初めて
人とつながれた気がした…
DATE:2009/02/07
このページは、このストーリーのひとつのポイントになってるかなー(?)
今、思えば彩が自分の人生の交差点を曲がった瞬間だったかもー
いつもはポイントはラストにもって来てネットで非公開だけどー
V.13になってからーくぎりをどうしてくか、まだよく考えてないしー
がんばれー
私はその言葉に弱い
好みのタイプから言われたら必ず魔法にかかるー
って、本当は頑張るのなんて全然、好きじゃないんだけどねー
マイペースで心穏やかに生きる方が好きだしー
4、5年前(?)半年間くらい(?)誰も好きじゃない期間があったんだけどー
片思いも、気になる人もいなくて、過去の恋や失恋も引きずってなくてー
心の中に誰もいない状態…
毎日、こころ穏やかで
ふと立ち止まって、風のにおいに微笑んだり
子供の時みたいに形を変えていく雲をずっとながめてたり
夕暮れの時間をあじわいたくて、ふらふら散歩した…あの夏ー
幸せだったなーなんて
この世には安住の地ってのがあることを初めて知ったー
ここしばらくー
がんばれーなんて言われてないしー
めでたく(?)あの頃に近づいている気がしてる…
だけどねー人生、折り返し地点過ぎて下り坂に入ると
常に歩く風景に自分の死に場所が視界に入るようになる…
人は安住の地へたどりつくため、この世に生まれて来たわけじゃない
誰かと出会い、何かをなしえるため…
苦しくても誰かのために頑張っている時
孤独から開放され人とつながっていることを感じられる
そしてその時、不可能を可能にする希望が生まれるー
…とは言ってもねー
今後、二度とがんばれって言ってくれる人がいない場合も
考慮すべきかもしんないわねーーー
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