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駅につき、ホームへ降りると
横アリ帰りの人たちでごっかがえしてる
「夢なんて、みんな持ってるさー
大小、差はあっても人に言わねーだけでさ
おまえだってあんだろ!!本当は男なんだからー」
なんとか電車に乗り込んだが
かなりの混み具合で
二人は並んで吊り革にぶら下がった
「こないだまで無かったけどね
最近、見つけかけたかなー
夢ってゆうか目標かな
漫画家になりたいなーなんて」
「ダッセー!!!
おめー俺よりダセーな、オタクかよ!
漫画ってネクラの代名詞だぞー!」
「そんな風に言われると思わなかったー
ひどくないー!!
他に出来そうなことなかったんだもん
しょうがないじゃん!
滝沢君と出会って
私も何かができる人にならなきゃ!
って思ったから始めたんだよー」
「てか、それムリなんじゃねー
今頃はじめたってー
おまえーネクラでオタクでオカマで
三重苦だな!!!」
満員の電車の中で
クスクス笑い声がおきたー
「ほらー! 2階席で1番、最後に手つないだ二人でしょ」
ざわめきの中で聞こえてくる声を
龍太の目が探してた
「なんかコンサート始まる直前に
オカマってバレてケンカしてたってウワサだよー」
その、ささやき声に全然違う場所からギャハハと笑いがおきた
ガラスに映った顔を赤くして、うつむく彩を見て龍太は
「三重苦どころじゃねーかぁ…
おめぇ、何重苦あんだぁ?」
「ねぇ、電車の中で、しゃべんのやめないー」
「ハッ? なんで?」
「なんかジロジロ見られたら、やじゃん…」
「ジロジロ見られる?
おまえ、そーゆーの何てゆうか知ってっか?」
龍太は、うつむき顔の見えない彩を見おろし
「自意識過剰っつうんだぞー!」
ブッ!っと、どこかで吹き出す人がいたが
「誰も、おまえがオカマだから
男だからって、へとも思っちゃいねーよ」
龍太はしゃべるのをやめなかった
「たかだか化粧したからー女装したからー
そんだけのことで
人が注目してくれるなんて思うなよ!」
窓の外に視線を戻した龍太は
遠いまなざしになっていた
「どーせ、うわっぺりだけ
キレイに見せようなんてコンタンのヤツは
カラッポで中身のねーヤツだってなー
人は思うもんなんだよ…」
「そりゃ、そうだろうけどさー」
ぼやき加減で言う彩の言葉が終わる前に
龍太の言葉がかぶさる
「だけど俺は違う!」
その言葉に彩が顔を上げ前を見ると
ガラスに映った龍太が
まっすぐに自分をみつめていた事に気づき
ハッ!としたー
「周りがみんな、おまえを見下したとしても
俺はおまえがちゃんと目標、持って生きてるって
知ってるからなー」
DATE:2009/01/20
先月あたりから、かなりハードワークになって
毎日、仕事づくめで過ごしてると
だんだん幸せってなんだっけ~~みたいな…
なんのために生きてんだか見失ってくみたい~になるのが
ある種の自然の流れよねー
マンガやるにも横浜駅の中の背景が必要かな(?)と思っててー
足止め状態みたいになってたからー
3日前、仕事が夕方あがりで次の日、昼出勤だったんで
横浜のオ○マの友達を呼び出して背景の撮影をしたー
てか、久々の再会で話が盛り上がって撮影なんかテキトウだったけどー
で、盛り上がりついでに、そのまま友達の家まで遊びに行った
部屋でダンスレッスンしたり(マジだし)
めちゃめちゃ楽しくなって、やっぱ友達って大事だなーって思ったし
泊まってけばーってお言葉にあまえることにした
そんじゃぁ、ってんで二人でコンビニに買い出しに行って
本のコーナーで(男心を手玉に取る方法)ってタイトルの本をみつけて
ギャハハと爆笑したー
こんなタイトルの本、買ったら人格疑われるよねー
と言いながらオ○マの友達は手にとりパラパラ見てた
私は〈霊が写り込んだ動画〉って本をみつけて
DVD付いてるし、これ一緒に見て爆笑しないーって横を見たら
オ○マの友達が(男心を手玉に取る方法)を真顔で読んでた
結局、オ○マの友達はその本を買って
案の定、店員に本と顔を二度見され
家に戻るとDVDを見るまもなく
オ○マの友達に電話がかかってきた…
どうも彼氏らしいしー
オ○マの友達はコンビニ袋をガサゴソして
(男心を手玉に取る方法)を取り出しパラパラめくりながら
幸せそうにしゃべってたー
どうやら彼氏が今から家に来たいらしい
にわかに、そろそろおいとましようかしらーみたいな雰囲気になって
まぁ、いろいろ実践したいこともおありでしょう…と気を利かせ
私は撤収したーー
そんで3日過ぎー
今日もハードワークから、ぐったり家にたどりつき
再度、幸せってなんだっけーなんて思ってたら…
バックから〈霊が写り込んだ動画〉が出てきた
こーれ、1人で見んのーー
怖ぇ~から…
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