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「仮面舞踏会って俺たち、まだ生まれる前だしー
先輩この店、フケ専バーになったんじゃねー」
ジャージの2人は大学生らしい
「光GENJIなら、なんとかわかるけどなー
先輩、デンモクかしてー」
「って、結局、歌うんかい!」
日曜の夜だというのに、樹音は満席になったー
もう一個のデンモクを
レンゲがマリーゴールドにわたして
「あんたも今日はアニソンじゃなくて
男の歌、歌うのよー!」
「私はホモじゃないの!ニューハーフよー
男の歌なんか歌いません
アニソンだって歌いたくてやってんじゃないんだから
私は仕事、以外では絶対、歌わないのー」
「彩、硝子の少年入れてー」
「薔子、歌うの?」
「どーせ、またレンゲが
歌わなかった人、みんなに一杯おごれとか言い出すしー
私、光一の方やるからー
彩、剛やってよー」
「ゲロゲロ!私もやるんかいー」
♪雨がおどるバス・ストップ~
歌い出した彩のポケットから
ジュオンが携帯を抜き取ったー
「どれどれ、見してみー」とFOMAを開くと
ジュオンは数秒、固まった…
「あーあ!見られちゃったー」
と、マイクで彩がー
♪Stay with me
硝子の少年時代の~♪
薔子は一人で歌ってた
「ハッピーエンドはむずかしそうだねー
そうとう女好きの顔じゃん
すっとぼけて、頭ん中やることばっか考えてるよー
そのくせ女は黙って三歩さがってついてくりゃいいって
思ってるタイプだしー
彩、きっとそのうち泣きみるんだろーなー
どんなに、つくしても無駄なタイプっているからなー
こいつは性格も、そうとう頑固だから
考え方とか一生、変わんないぜー」
「ほーら!ボロカス言われたー」
とマイクで彩がー
♪思い出たちだけ横切るよ~♪
薔子は一人で歌ってた
「どれー!俺たちにも見せてー
どんだけゲスかー」
短髪ニシキがジュオンから携帯をわたされー
「でも付き合わないタイプだよね
絶対、自分の方からはくどかないし
向こうから来るやつしか相手しない
自分の夢とか大事で
女は黙ってついて来いっつっても
女は私と夢とどっちが大事なのって去ってくし
去るものも追わないから
今まで、ちゃんと付き合ったこととかなさそー」
メガネヒガシの診断に
「さすが中年隊!
占いっちゅうか洞察力だねー」
とダリアの言い草は
ほめてんだか、けなしてんだかわからないー
「どれーどれー!どんな顔してんだようー
俺たちにも見せてー」
と携帯はカウンターづたい
ジャージのヤロウへー
「女好きってゆうか女らしい子が好きそう
オトコをたててくれるつつましい子とが
俺が守ってやるって感じじゃん
俺、こーゆー男好きだけどな」
「うん、そんな感じする
意外とこうゆうタイプが逆に
女より女らしいニューハーフにはまったりするよ
やるのは女じゃなきゃ駄目だけど
男ってやりてー相手と好きになる子って別じゃん…」
と体育会系の発言をして
♪言わないでー言わないでー
さよならはまちがいだよ~♪
二人はガラスの十代を歌い出したー
DATE:2008/10/28
久しぶりにバレエを見に行って
楽屋に行ったら木下満喜子先生が
若い子達に囲まれて記念撮影の最中でしたー
その笑顔がなんだかとてもステキで
私には、どのバレリーナよりも一番輝いて見えた
70に手がとどくというのにー
私が70になったら…
あんな笑顔になれるだろうかーーー
もしも、その答えがNoだとしても
今日の木下先生の笑顔が
私の心の中で目標として、やきついた…
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